食と農とヒトの歴史2

食と農とヒトの歴史2生産者からの独立革命、その名も“農業“ 前回の記事“食と農とヒトの歴史1”では消費者であるヒトは生産者である植物に生死を握られていたという話をした。今回は農業の発明によってその関係がどう変化したかについて書いた。 下克上!植物を飼い馴らし始めたヒト  皆さんご存知の通り、人類400万年の歴史の中で、ここ1万年前からヒトは植物を栽培し始めた。猟や漁や植物の収穫など収集を行うことで食料を得ていたヒトは …

食と農とヒトの歴史1 

食と農とヒトの歴史1 生命の世界・・・生産者と消費者  我々動物は生きていくうえでご飯を食べる必要がある。例えばヒトは野菜や果物などの植物や豚や牛などのほかの動物を食べて身体の細胞を構成する。しかし世の中には何も食べていないのに体の細胞がどんどん増える生命がいる。!? それは・・・植物だ。植物は大気中の二酸化炭素と太陽光からデンプンを生み出し自身の茎や葉を成長させる。何も食べていないと言っても、空気も土の栄養も 食べて …